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1: 風吹けば名無し 2021/04/10(土) 04:43:49.29 ID:TjzKPk7ra
全世界で人気のアクションレースゲーム「マリオカート」を面白くしているルールに、世界から貧困をなくし持続可能な社会を作るヒントが隠されているとの論文を、ボストン大学地球環境学部のアンドリュー・リード・ベル助教授が発表しました。

マリオカートは、コース上のアイテムボックスから取得したアイテムでキャラクターを加速させたり、他のキャラクターを妨害したりして、レースを有利にすることができるのが特徴のレースゲームです。マリオカートについて、ベル助教授は「誰でも楽しく遊べるということもあって、私は子どもの頃からマリオカートを楽しんできましたし、私の子どもたちもマリオカートで遊んでいます」と話しました。

マリオカートのファンであると同時に、環境学の専門家でもあるベル助教授は、パキスタンやバングラデシュ、カンボジアなどで実地調査を行った際、現地の貧しい農民が親から受け継いだ農業をやむなく続けている様子を目にしてきました。そうした実態について、ベル助教授は、「農業は、農業をやりたくない人がやるべき仕事ではありません。農家になるということは事業主や農学者になるということであり、労力も必要となる大変な仕事だからです。しかし、発展途上国の貧しい農民には選択肢はありません」と述べています。

貧困にあえぐ発展途上国の農民を救う方法を模索していたベル助教授が注目したのが、レースゲームの「順位が低いプレーヤーほど強化される」というルールです。例えばマリオカートでは、順位が低いプレーヤーほどアイテムボックスからいいアイテムが取得できる確率が高くなるため、出遅れたプレーヤーでも一発逆転が狙えるようになっています。

https://gigazine.net/news/20210409-mario-kart-pro-poor-governance/

【ボストン大学助教授「マリオカートは順位が低いほどいいアイテムが手に入る、これを現実でやればいんじゃね?」】の続きを読む