2025年に開催される大阪・関西万博会場の建設現場で今年3月に発生したガス爆発事故で、損傷は床だけでなく屋根材などにも及んでいたことがわかりました。工区を担当する業者は損傷を把握していたにもかかわらず、約2か月間、協会側に報告していなかったということです。
3月28日、大阪・夢洲の万博会場にあるトイレの建設現場で、溶接作業中の火花が可燃性のガスに引火して爆発。コンクリートの床が約100平方メートルにわたって壊れる事故が発生しました。
会場の夢洲は元々、産業廃棄物の処分場で、地下にはメタンガスなどの可燃性ガスが溜まっていて、万博協会は工事前にガス濃度の測定を行わなかったことが事故の原因だと発表し、再発防止策をまとめた上で、先月22日に工事を再開していました。
ところが、万博協会は22日、建設業者が報告していなかった損傷部分があったことが分かったと明らかにしました。協会によると、元々報告されていた床の損傷のほかに、屋根材の損傷として10か所のへこみや、基礎梁部のスリーブ(筒)で2か所の変色があったということです。
工区を担当する鹿島建設の担当者は、事故当日に屋根の損傷に気づいていたにもかかわらず、協会側にこの報告があったのは、事故発生から実に53日経過した、今月20日だったということです。
鹿島建設は、「消防立ち合いのもとだったので安心したのか、担当者が上長への報告を失念していた。隠すつもりは全くなかった」と説明しています。
この事故をめぐっては、鹿島建設が消防に連絡したのが、発生から4時間半後だったことも分かっています。
引用元:https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1716389921/
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