「国民はかつてないほど団結」プーチン大統領　反乱後初の国際会議で強調

ロシアのプーチン大統領は、民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏による反乱後、初めて国際会議に参加し、「国民はかつてないほど団結している」と強調しました。

プーチン大統領は4日、オンラインで開催された上海協力機構の首脳会議に参加し、プリゴジン氏による反乱について初めて国際会議の場で言及しました。

この中でプーチン氏は「国民はかつてないほど団結している。今回の武装反乱の試みに対し、ロシア社会全体が一体となって立ち向かい、
祖国の運命に対する責任を示した」と強調しました。そのうえで「ロシア指導部の行動に支持を表明した上海協力機構の各国に感謝する」と述べました。

今回の反乱をめぐり政権の統制を疑問視する声も出る中、プーチン氏としては国内の結束を強調するとともに各国から支持が得られているとアピールする狙いがあるとみられます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/12f89dc531f4e04aaffa3410b36ce0b647891525